ひとなり"> 吉武和美・Kazumi Yoshitake【ひとなり】

 吉武和美さんは専門家も喫驚するロクロの技を持った陶芸家です。それと同時に合鴨による有機農法で米を作り、自家用の野菜を栽培する農業家でもあります。

 水田地帯が広がる筑後平野のなかに吉武さんの住まいと工房があります。やきものに興味などなかった吉武さんは、早稲田大
学在学中に学友と博物館や美術館をめぐり歩いているうちに中国陶磁器に魅せられ、作陶欲求に駆られ大学卒業後、故郷福岡に戻りロクロの技を習得するため高取焼の窯元などで修行。その後独立して自宅に全長10メートルの登り窯を築いた。窯名「花宗窯(はなむねがま)」は近くを流れる筑後川の支流花宗川から由来している。

ロクロを挽く

 陶芸専門家の中には、吉武さんがつくる向付は、北大路魯山人に続く現代の「乾山写し」という人がいます。それらの向付は想像を裏切る軽さで、碗や筒型のものは掌に心地よく納まることが特徴です。高いロクロの技により唇が触れる口縁部や中指があたる胴部には厚みを持たせつつ全体に薄い器体となっているのです。仕上げの技法は、高取と唐津を中心に、粉引、刷毛目、織部、灰釉(はいゆう)、萩、焼締と多種多彩です。

 自分で掘り出してきてつくった土などを高いロクロの技で成型し、藁灰(わらばい)や木灰などの釉薬(ゆうやく)を用いて焼きあげている吉武さんの作品にはどれも古陶のような深みと暖かみがあります。

その深みと暖かみはどこまでも自然体でとても温かな氏の人柄をあらわしていると感じています。


>>>吉武さんの合鴨米作りをつづるページもあります

>>>吉武和美さんの作品紹介ページへ



合鴨による有機栽培米のご紹介

販売者:ひとなり
住所:大分県大分市大字田尻920番地の97
電話:097-567-3052
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代表:馬渡範久